韓国がアジア杯の登録メンバーを発表、監督は「優勝候補の筆頭でない」と謙遜
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【12月21日 AFP】サッカー韓国代表のパウロ・ベント(Paulo Bento)監督は20日、来月アラブ首長国連邦(UAE)で行われる第17回アジアカップ(2019 AFC Asian Cup)に向けた登録メンバーを発表し、就任後の数か月でチームが印象的なパフォーマンスをみせ続けているにもかかわらず、自分たちは優勝候補の筆頭ではないと控えめに語った。
23人のメンバーにはイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーに所属する孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)が名を連ねたほか、最近の国際親善試合で起用された国内組も選ばれている。
ベント監督が8月に就任してから、韓国はチリ戦、ウルグアイ戦を含む親善試合で3勝3分けという成績を収め無敗を維持している。
今回の招集メンバーには、トッテナムの孫やニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)の寄誠庸(Sung-Yueng Ki、キ・ソンヨン)、ハンブルガーSV(Hamburger SV)の黄喜チャン(Hee-Chan Hwang、ファン・ヒチャン)、VfLボーフム(VfL Bochum)の李青龍(Chung-Yong Lee、イ・チョンヨン)など欧州でプレーする選手が7人入り、Jリーグ1部(J1)のガンバ大阪(Gamba Osaka)に所属する黄義助(Ui-jo Hwang、ファン・ウィジョ)も選出された。
ベント監督は蔚山(Ulsan)で記者団に対し、「良いプレーをみせることに自信を持っているが、私はタイトルを狙っているチームが他にもいるということを理解している。他の国も準備をしてくるだろう。われわれが優勝候補の筆頭だとは思わない」とコメントした。
韓国のベント監督は、韓国が中国、キルギス、フィリピンと同じグループCに入っている今大会について「主な目標は、われわれのプレースタイルを披露し、ピッチ上で本来の姿をみせることだ」と続けた。
チームは、22日にUAEに出発する予定となっている。(c)AFP