【12月4日 AFP】韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領は4日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が今後数週間のうちにソウルを初訪問する可能性は残っていると述べ、この訪問が朝鮮半島非核化に向けた取り組みを加速させるとの見方を示した。

 南北関係の緊張緩和を進める文大統領と金委員長は今年、3度にわたって会談。韓国政府は史上初となる金委員長のソウル訪問の年内実現を目指しているが、非核化協議が行き詰まるにつれ、その実現は不透明になっている。

 この状況を受けてニュージーランドを訪問中の文大統領は、会談開催時期よりも重要なことがあると発言。「重要なのは、北朝鮮指導者の訪韓が朝鮮半島の非核化プロセスを確実に加速させるということだ」と強調した。

 金委員長とドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、シンガポールで行った6月の首脳会談に続く会談開催に関心を寄せる中、文大統領は、金委員長のソウル訪問は米朝関係の改善にもつながると指摘。「トランプ大統領と私はこの点について見解を共有している」と述べた。(c)AFP