【11月26日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は25日、MFラフィーニャ(Rafinha Alcantara)が左膝の前十字靱帯(じんたい)断裂で手術を受けると発表した。

 ラフィーニャはアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と1-1で引き分けた前日の試合で、セルジ・ロベルト(Sergi Roberto)に代わって後半開始から出場すると、自身もすぐに違和感を覚えた様子だったが、試合終了までピッチに立ち続けた。

 ところが翌日、クラブから「ラフィーニャは左膝の前十字靱帯を断裂したため、数日後に手術を受ける」ことが発表された。クラブは復帰時期を明らかにしていないが、前十字靱帯の断裂は通常であれば回復に数か月を要する。

 ラフィーニャは開幕からしばらくはスタメンではなかったが、リオネル・メッシ(Lionel Messi)の負傷離脱中は出番を増やし、リーグではレアル・マドリード(Real Madrid)との「エル・クラシコ(El Clasico)」とラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)戦で先発。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の本拠地インテル(Inter Milan)戦でも、先発出場から先制点を決めて2-0の勝利に貢献していた。

 一方、主力のセルジは「左ハムストリングの負傷により、3、4週間ほど離脱する」と発表された。このため、チャンピオンズリーグのPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)戦とトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦、リーグのビジャレアル(Villarreal CF)戦とRCDエスパニョール(RCD Espanyol)とのアウェーでのダービーは欠場する見込みとなった。(c)AFP