【11月26日 AFP】18-19スペイン1部リーグは25日、第13節の試合が行われ、セビージャFC(Sevilla FC)はレアル・バジャドリード(Real Valladolid)に1-0で勝利して首位に浮上した。

 24日の試合でレアル・マドリード(Real Madrid)はSDエイバル(SD Eibar)に0-3で敗れ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とFCバルセロナ(FC Barcelona)の一戦は1-1の引き分けに終わり、それぞれ勝利を逃していた。

 この結果を受けて勝てば首位に立つチャンスを得たセビージャは、今季好調のアンドレ・シウバ(Andre Silva)がヘディングで決勝点を挙げた。

 セビージャを率いるパブロ・マシン(Pablo Machin)監督は、「誰もわれわれがこのポジションにいることを予期していなかった。これからも戦い続ける。獲得した勝ち点はすべて当然もので、だからわれわれは首位にいる」とコメントしている。

 セビージャの本拠地エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン(Estadio Ramon Sanchez Pizjuan)で行われた試合では、バジャドリードの得点が2度ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に取り消された。特に一つ目はセビージャにとって幸運だった。エネス・ウナル(Enes Unal)のシュートはゴールに入ったが、オフサイドポジションにいたトニ・ビジャ(Toni Villa)がGKの視界を妨害したとして得点が無効とされた。

 セビージャは2位バルセロナに1ポイント差、3位アトレティコに2ポイント差をつけており、6位に沈むレアルとの差は6となっている。開幕当初こそ苦しんだセビージャだが、現在は公式戦7戦無敗となっており、リーグ戦ここ9試合ではバルセロナに敗れた1敗しか喫していない。

 一方、元ブラジル代表FWのロナウド(Ronaldo)氏がオーナーを務めるバジャドリードは、第6節から4連勝を飾るなど好調だったが、ここ4試合勝利から見放されて12位に沈んでいる。(c)AFP