【11月25日 AFP】ラグビーテストマッチが24日、各地で行われ、W杯(Rugby World Cup)王者のニュージーランドは66-3でイタリアを下し、同国からこの15年で最大の大勝を収めて11月の北半球遠征シリーズを締めくくった。

 前の試合でアイルランドから1トライも奪えず、9-16で敗れたオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表)は、この日は序盤からエンジン全開。前半だけで5トライを決める一方、相手には一本も許さず、31-3とイタリアを圧倒してハーフタイムを迎えると、後半も容赦なく攻め続けてさらに5トライを積み重ねた。

 オールブラックスは兄のボーデン(Beauden Barrett)、スコット(Scott Barrett)とそろってフィールドに立ったジョーディー・バレット(Jordie Barrett)が4トライ、ダミアン・マッケンジー(Damian McKenzie)が3トライを挙げた。

 チームを率いるスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)ヘッドコーチ(HC)は「先週の失意から、こうして立ち直った選手を心から誇りに思う」「かなり完璧に近い内容だった。同じ試合は一つとしてなく、そこに相手のレベルは関係ない」とコメントした。

 アイルランドもメンバーを落としながら57-14で格下の米国を圧倒し、素晴らしい一年をこれ以上ない形で締めくくった。2018年のアイルランドは、シックスネーションズ(Six Nations Rugby 2018)で全勝優勝を果たしたほか、テストマッチでの敗戦はオーストラリアでの伝統の3連戦初戦だけで、12戦11勝という戦績を残した。

 ウェールズは疲れ知らずのFLエリス・ジェンキンス(Ellis Jenkins)の活躍で南アフリカを20-11で下し、テストマッチの連勝を9試合に伸ばした。

 フランスはフィジーに14-21で敗れて同国に歴史的な金星を献上し、日本で行われるW杯(Rugby World Cup 2019)まで1年を切る中で屈辱を味わった。

 スコットランドは14-9でアルゼンチンを下し、11月のテストマッチシリーズの最後を勝利で飾った。内容はぱっとしなかったが、WTBショーン・メイトランド(Sean Maitland)が試合唯一のトライを決めた。(c)AFP/Emmeline MOORE