【9月29日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は28日、第6節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は敵地でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に0-2で敗れた。

 ヘルタは7万4699人が詰め掛けたホームのオリンピアシュタディオン(Olympiastadion)で、23分にヴェダド・イビシェヴィッチ(Vedad Ibisevic)のPKで先制すると、前半終了間際にオンドレイ・ドゥダ(Ondrej Duda)の5試合連続ゴールでリードを2点に伸ばしてハーフタイムを迎えた。

 バイエルンがリーグ戦で前半を終えて0-2とリードされたのは、昨年11月に1-2でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に敗れた一戦以来となった。

 ニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督は後半に入り、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)やサージ・ナブリー(Serge Gnabry)を投入し、さらにハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)に代えてザンドロ・ヴァーグナー(Sandro Wagner)を入れてロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)とのツートップにフォーメーションを変更したが、ヘルタの守備陣は堅固だった。

 勝ち点を13に伸ばし、バイエルンととも首位タイに並んだヘルタの主将を務めるイビシェヴィッチは「バイエルンに勝てるのは毎日というわけではない。自分たちを信じたこと、そしてみんながへとへとになるまでプレーしたことがカギになった」と振り返った。

 一方バイエルンのコヴァチ監督は、就任9試合目にして初黒星。「あのようなことは起こってはならない」と、特に前半に目立った多くのミスに怒りをあらわにした。

 バイエルンは来月2日にアヤックス(Ajax)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)を控えており、ヘルタ戦での2009年以来となる敗戦は最悪のタイミングで訪れている。(c)AFP/Ryland JAMES