【9月14日 AFPBB News】ボクシングで6階級を制覇し、7月にはWBA世界ウエルター級王者に返り咲いたフィリピンのマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)さん(39)。東京・港区で14日、イベントに参加した際、同じくゲストとして参加していた俳優の香川照之(Teruyuki Kagawa)さんに「七つ目のタイトルはフィリピン大統領だと思う」と持ち上げられた。

 ボクシング通としても知られる香川さんは興奮した様子で、パッキャオさんに花束を贈呈し、「超一流選手特有の、静かな一面が印象的」と評した。一方、香川さんの「七つ目のタイトル」発言を受けた報道陣からの質問に、パッキャオさんは「ノーコメント」と苦笑いしながらかわした。

 だが、次の防衛戦について問われると、「ボクサーであることは間違いない」と冗談交じりに答えた。「今月中には対戦相手を発表する」とし、12月か来年1月に米国で行われる可能性を示唆した。

 また、12月に40歳を迎えるパッキャオさんは、引退までにこなせる試合は数少ないとしながらも、「対戦したい相手はたくさんいる。日本でも試合をしたい」と話した。(c)AFPBB News