【8月14日 AFP】男子テニスの伝説的選手、ビョルン・ボルグ(Bjorn Borg)氏の息子レオ(Leo Borg、スウェーデン)さんが、父親の足跡を追うかのように、先週末に行われた16歳以下の国内選手権で優勝を飾った。

 12日に行われた決勝で、現在15歳のレオさんは6-4、6-4のストレート勝ちを収めて大会連覇を達成。レオさんは昨年大会でも、14歳以下の部でシングルスとダブルスの2冠を果たしていた。

 コーチを務めるリカルド・ビリング(Rickard Billing)氏は、日刊紙アフトンブラデット(Aftonbladet)に対して、「レオの実力は本物であると確信しているし、とても練習熱心なので今後も成長が期待できる」「日々、練習に励んでおり、手応えを感じている」と太鼓判を押した。

 レオさんは父親譲りの長身で、細身の体格に加えて長い金髪と青い瞳を持っている。ボルグ氏は、現役時代にウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)の優勝5回を含む四大大会(グランドスラム)通算11勝を記録した名選手として知られ、世界ランキングも1979年から81年まで109週間連続でトップを維持した。(c)AFP