【8月6日 AFP】パチンコ機器大手ユニバーサルエンターテインメント(Universal Entertainment Corporation)は6日、同社元会長で「日本のカジノ王」とも呼ばれる岡田和生(Kazuo Okada)氏が、「賄賂に関する」複数の容疑で香港の汚職取締機関に逮捕されたと発表した。

 これによると岡田氏は、香港の汚職取締機関である廉政公署(ICAC)に逮捕されたものの、後に保釈されたという。

 ユニバーサルエンターテインメントは昨年、岡田氏による一連の「私利を追求するための不正行為」を非難し、会長職から解任。

 現在岡田氏を相手取って訴訟を起こしている同社は、岡田氏とは「一切関係ない」と強調。ICACの捜査への協力姿勢を示している。

 経済誌フォーブス(Forbes)による日本の長者番付によれば、岡田氏は16位に入っている。(c)AFP