【5月29日 AFP】スペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)は28日、今シーズンに昇格組のジローナ(Girona FC)を10位でのフィニッシュに導いたパブロ・マシン(Pablo Machin)監督をチームの新指揮官に任命したと発表した。契約期間は2年。

 マシン監督の下でクラブ史上初の1部昇格を果たし、今シーズンも上位半分に入ったジローナだが、今後は同監督の後任を探さなければならず、ここまでのところジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が率いるイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)でアシスタントコーチを務めたミケル・アルテタ(Mikel Arteta)氏とドメネク・トレント(Domenec Torrent)氏の名前が挙がっている。

 アルテタ氏は、今月初めにアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)氏の後釜としてアーセナル(Arsenal)の次期監督の座を争っていたが、最終的にはセビージャの元監督であるウナイ・エメリ(Unai Emery)氏がポジションを射止めていた。

 4月にヴィンチェンツォ・モンテッラ(Vincenzo Montella)前監督を解任した後に暫定指揮官に就任し、セビージャを来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)出場に導いたホアキン・カパロス(Joaquin Caparros)氏は、フルタイムでの仕事を望んでおらず、代わりにクラブのディレクターに就いている。(c)AFP