【4月25日 AFP】開催準備をめぐり複数の国際競技団体から不満の声が上がっている2020年東京五輪の組織委員会が24日、国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ(John Coates)調査委員長から厳しい忠告を受けた。今年初めに行われた平昌冬季五輪が成功を収め、スポットライトが東京に移る中、大会準備に関して答えを得られない五輪関係者のいら立ちはさらに増すだろうと警告している。

 都内で開かれた記者会見でコーツ委員長は「皆さんは次の開催都市であり、その緊急性は極めて明確に見える」とすると、「プレゼンテーションをするときは質問に答えられないといけないし、そうしたときは率直でいないといけない」「性分ではないかもしれないが、常に質問は来るものだ」と語った。

 11月には200人の各国五輪関係者が東京を訪れることになっているが、東京五輪の準備をめぐっては、今月初めにタイ・バンコクで開かれたスポーツアコード(SportAccord)の会議などで、いくつかの競技団体から不安の声が上がっていた。

 しかしながらコーツ委員長は、準備で懸念される競技は昨年に基準値を超えるレベルのバクテリアが会場で検出されたトライアスロンをはじめ、地元漁師との衝突の可能性が危惧されるセーリングや柔道に限られるとして、広範に及ぶ不安は否定している。(c)AFP/Alastair HIMMER