【4月15日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は14日、シリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑を受けて米英仏が実施した対シリア空爆について「全面的な支持」を表明した。

 米国は2017年4月に反体制派が拠点とする町をアサド政権がサリンガスで攻撃した際にも空爆を実施しているが、ネタニヤフ首相はこの件に言及し「私は1年前、(アサド政権による)化学兵器使用に対し軍事力を行使するとした(米国の)ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の決断を全面的に支持すると表明した」と述べ、「イスラエルの支持は今も変わらない」と付け加えた。

 イスラエルの公共ラジオは、米英仏はシリア空爆をイスラエルに事前通告していたと報じている。

 イスラエルと隣国のシリアは現在も法的に戦争状態にある。(c)AFP