【4月8日 AFP】ドイツ西部ミュンスター(Muenster)の中心街で7日午後、混雑したカフェやレストランのテラス席に車が突っ込み、2人が死亡した。車の運転手は銃で自殺した。

 ノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州のヘルベルト・ロイル内相は記者団に対し、容疑者はドイツ国民で、難民ではないと言明。また、現時点で容疑者とイスラム過激派との接点を示す証拠はないと述べた。

 当初、死者は容疑者を除き3人とされていたが、同内相は、容疑者を含め3人に訂正した。

 警察によると、負傷者は少なくとも20人に上り、うち6人は重傷を負っている。複数の報道によれば、容疑者は配達用のバンを運転していたという。

 同市警察報道官は、今回の事件が故意の襲撃と断定するのは「時期尚早」だと述べた。

 同国日刊紙、南ドイツ新聞(Sueddeutsche Zeitung)と公共放送ZDFDPA通信は、容疑者は40代後半のドイツ国籍の男で、「精神障害を抱えていた」もようだと報道。「テロリズム」との関連は知られていないと伝えている。

 ドイツでは過去、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行を主張する襲撃事件が数件発生しており、新たな襲撃の可能性が警告されていた。これまで最も多くの被害者が出たのは、2016年12月、首都ベルリンのクリスマス市にトラックが突っ込み12人が死亡した事件。

 また、2017年7月には北部ハンブルク(Hamburg)のスーパーマーケットで、難民申請中のパレスチナ人の男(26)がナイフで買い物客を襲う事件が発生し、1人が死亡、6人が負傷した。(c)AFP/Deborah COLE