【3月30日 AFP】陽光の降り注ぐスペインは太陽光発電にうってつけで、同国ではこの発電技術を助成金がなくとも財政的に自立したものにしようとする取り組みが進められている。

 スペインでは過去10年、環境には優しいが費用がかかるとして国が助成金を削減し、長い間あまり注目されなかった太陽光発電だが、最近、投資家らは同国における太陽光発電に再び期待を寄せている。

 ソーラーパネルの価格の低下と太陽光発電施設の建設費の減少で状況は変わり、新たな太陽光発電事業が動き出している。

 スペインの電力大手イベルドローラ(Iberdrola)は今月、国内で出力425メガワットの太陽光発電事業を開始。また先週には、再生可能エネルギー企業のコックス・エネルギー(Cox Energy)が、国内で出力495メガワットの太陽光発電施設を建設する契約を結び、さらに、隣国ポルトガルでも4億ユーロ(約525億円)の投資を受け、出力165メガワットの太陽光発電施設の建設に関する契約を結んでいる。

 スペイン太陽光発電連合(UNEF)のホセ・ドノソ(Jose Donoso)氏によると、こうした企業は、総出力にして2万4000メガワットとなる太陽光発電事業を国内全土で展開するための認可を求めたという。(c)AFP