【3月16日 AFP】米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)は15日、次期最高経営責任者(CEO)と目されていたトレバー・エドワーズ(Trevor Edwards)社長が退任し、8月に退社するとの電撃発表を行った。

 ナイキの広報担当者はAFPの取材に「ナイキのコアバリュー(中核的価値観)にそぐわず、わが社の行動規範に反する行為」があったと述べたが、エドワーズ氏退任との直接的な関係には触れなかった。「エドワーズ氏に直接、不祥事の疑いがかけられているわけではない」としている。

 一方、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、エドワーズ社長退任を知らせる社内メモを引用。その中で、マーク・パーカーCEO(62)は「わが社のコアバリューである包摂性、尊重、エンパワーメントを反映しない行動が社内で起きている」という報告をここ数週間で複数受けたと述べている。

 エドワーズ氏は元ナイキ・ブランド部門社長。ナイキによると、8月の退社まではパーカーCEOの顧問としてとどまる。また、パーカー氏は2020年以降も会長兼CEOとして留任するという。(c)AFP