【2月27日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は26日、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が足首を捻挫し、第5中足骨を骨折したと発表した。

 25日に行われたオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦で担架に乗せられピッチを後にしたネイマールは、来月6日に控える欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝トーナメント1回戦第2戦のレアル・マドリード(Real Madrid)戦の出場が厳しくなっている。

 PSGは敵地での初戦を1-3で落としており、大会初制覇の希望はネイマールの負傷発表で大きな打撃を受けている。しかしながらクラブ側は、同選手の全治について期間は発表していない。

 PSGは短い声明の中で、「本日行われた追加検査(超音波及びCTスキャン)で、右足首の内反捻挫とそれに付随する第5中足骨のひびが確認された」としている。

 ネイマールがレアル戦に出場できる可能性は限りなく小さくなっているようにみえる。中足骨の負傷は完治に通常であれば数週間、あるいは数か月がかかる。昨季、ネイマールとブラジル代表でチームメートのガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)も中足骨を折って2か月戦列を離れ、その後もさまざまな負傷に苦しんでいる。

 ネイマールが28日のマルセイユとのフランス杯(French Cup 2017-18)、そして3月3日のトロワ(Troyes AC)とのリーグ戦を欠場するのはほぼ確実となっており、レアル戦はそこから3日後となっている。(c)AFP