【1月26日 AFP】韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン、Cho Myung-Gyun)統一相は26日、平昌冬季五輪開幕に伴って北朝鮮の核開発をめぐる緊張が緩和するのは一時的との認識を示し、北朝鮮に、この機を利用して米国との対話に応じるよう求めた。

 趙統一相はソウルで行われた講演で、米韓両国が合同軍事演習の延期で合意しているのはパラリンピックが終了する3月25日までと指摘。

 米韓の合同軍事演習に対し北朝鮮は毎回強く反発し、挑発行為に及ぶことも多く、趙統一相は「合同軍事演習が始まれば北朝鮮は猛反発し、挑発的な行動を取る可能性が高く、新たな制裁につながることになる」と懸念を示し、北朝鮮によるミサイル発射や核実験が繰り返され、国際的な制裁措置につながった過去2年のような「悪循環」に逆戻りするというのが「現実的な見通し」だと述べた。

 さらに、北朝鮮は平昌冬季五輪への選手団派遣、アイスホッケー女子の南北合同チーム結成、開会式での統一旗を掲げての合同行進で韓国と合意しているが、同統一相は、北朝鮮は平昌冬季五輪の開会式前日に大規模な軍事パレードも計画しているとし、「パレードは多くの兵士と兵器が投入され、威嚇的なものになるとみられる」と述べ、韓国政府は北朝鮮に米政府との対話に応じるよう求めていると強調した。(c)AFP