【1月18日 AFP】フランス映画界のレジェンド、ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)さん(83)が17日、セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)被害を訴える女優らについて「売名目的にすぎない」と指摘し、セクハラを告発する「#MeToo(私も)」運動を非難した。

 バルドーさんは仏週刊誌パリ・マッチ(Paris Match)に対し「大半は偽善的でばかげている」と述べた。

「大勢の女優が役を得るためにプロデューサーに思わせぶりな態度を取っている。それからセクハラをされたと訴え、話題になる」

 1956年の映画『素直な悪女(And God Created Woman)』でセックスシンボルとなったバルドーさんは「私はセクハラを受けたことは一度もない。男性にきれいだとか小さくて良いお尻をしていると言われるのは素晴らしいことだと気付いた」と語っている。

 1週間前には仏女優カトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)さんが男性の「女性を口説く権利」を擁護し、世界中のフェミニストから反感を買っていた。(c)AFP/Fiachra GIBBONS