【1月1日 AFP】映画「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズの最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ(Star Wars: The Last Jedi)』の全世界の興行収入が、公開から3週間で10億ドル(約1130億円)を突破したことが分かった。配給元の米ディズニー(Disney)の広報担当者が昨年12月31日、明らかにした。

 浮き沈みの多い1年だったハリウッド(Hollywood)にとって前向きな数字となった。ディズニーにとっても今回の大ヒットが業績を後押しするのは確実で、娯楽ニュースサイト「Deadline.com」によると同社は過去3年で年間の興行収入が50億ドル(約5630億円)を超えた唯一の映画会社となった。

『最後のジェダイ』の興行収入は、昨年最大のヒット作である実写版『美女と野獣(Beauty and the Beast)』を上回る見込み。『美女と野獣』の興収は米国内で5億ドル(約560億円)超、全世界でも13億ドル(約1460億円)超を記録している。

 米調査会社エグジビター・リレーションズ(Exhibitor Relations)は『最後のジェダイ』について、北米の興行収入が年末年始休みの4日間で約6560万ドル(約74億円)、公開3週間での合計で5億3030万ドル(約598億円)に達すると予想している。

 シリーズ第8作となる同作品は、米国外の興収も推計で5億2300万ドル(約589億円)に上っており、欧州でも興行ランキングのトップに立っている。

 米娯楽誌「バラエティ(Variety)」の電子版によると、『最後のジェダイ』は米映画の国内の興収としては史上8位となる見通し。

 作品は5日から中国でも公開される。(c)AFP