【12月24日 AFP】ペルー外務省は22日夜、北朝鮮の外交官2人を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定し、15日以内に国外退去するよう求めたと発表した。

 指定を受けたのは在ペルー北朝鮮大使館の1等書記官と3等書記官。同省は今回の措置の理由を「(北朝鮮)外交官がその公務にふさわしくない活動を行ったことが確認された」ためとしているものの、詳細には言及していない。

 同省はまた、今回の決定は北朝鮮が核拡散防止に関する国連安全保障理事会(UN Security Council)決議に「繰り返し違反」し、地域と世界の平和を危険にさらしていることにも関連していると述べた。

 ペルーは9月、北朝鮮が核兵器開発を続けていることに対する措置として同国大使を国外追放処分としている。また3月には、在ペルー大使館に駐在する北朝鮮外交官を半分となる3人まで減らしていた。(c)AFP