【12月18日 AFP】「世界で最も忙しい空港」として知られる米ジョージア州アトランタのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport)で17日午後1時(日本時間18日午前3時)すぎ、停電が発生し、数百便が欠航や遅延に見舞われる騒ぎとなった。

 米連邦航空局(FAA)は、アトランタ行きの全便に飛行禁止命令を出し、多数の航空機が出発空港で待機を余儀なくされている。FAAのツイッター(Twitter)投稿によると、「管制塔は正常に機能できるが、空港ターミナルの設備が稼働していないため出発を遅らせている」という。

 停電の原因については、建設作業員が送電線を切断した、ターミナル間を結ぶ路線の付近で火災が起きたなどの説がインターネット上に出回っているが、空港当局は「原因はまだ調査中」としている。

 フライト情報を提供しているウェブサイト「フライトビュー・ドットコム(Flightview.com)」によれば、停電の影響による遅延・欠航は数百便に上り、アトランタ国際空港を発着する便はいずれも8割以上が遅延している。(c)AFP