【11月24日 AFP】イタリアの裁判所は23日、同国サッカーリーグ、セリエAのACミラン(AC Milan)などでプレーした元ブラジル代表のストライカー、ロビーニョ(Robinho)被告(33)に対し、集団強姦(ごうかん)罪で禁錮9年の有罪判決を言い渡した。伊メディアが報じた。

 事件は同被告がACミランでプレーしていた2013年1月に起きたもので、被害者は22歳のアルバニア人女性。判決は被告不在で言い渡された。同選手は罪状を否認しており、控訴する可能性もある。

 ミラノの日刊紙コリエレ・デラ・セラ(Corriere della Sera)によると、被告は友人5人と共に、被害者に「意識を失い、抵抗できなくなるまで」酒を飲ませた後、何度も性行為に及んだとされる。

 同被告はミランのほか、スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)でもプレー経験があり、ブラジル代表でも100試合に出場した。現在は母国のアトレチコ・ミネイロ(Clube Atletico Mineiro)に所属している。(c)AFP