【11月10日 AFP】(更新)米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニー(Walt Disney)は9日、人気SF映画「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズの新たな3部作を製作すると発表した。来月公開の最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ(Star Wars: The Last Jedi)』のライアン・ジョンソン(Rian Johnson)監督がメガホンをとる。

 ロバート・アイガー(Robert Iger)最高経営責任者(CEO)は四半期決算の電話会見で「『スター・ウォーズ』シリーズに関しては大きな野心を持っている」と表明。ジョンソン監督と新3部作製作の契約を結んだばかりだと明かした。

 インターネット上に掲載された声明によると、新3部作の第1作はジョンソン監督が脚本も担当する予定。プロデューサーに就くラム・バーグマン(Ram Bergman)氏と協力して作業を進めていくとしている。

 アイガー氏はまた、ディズニーが計画する動画配信サービス向けにスター・ウォーズの実写シリーズの製作に入っていることも明らかにした。

 アイガー氏は「スター・ウォーズ」シリーズについて、製作元のルーカスフィルム(Lucasfilm)を5年前に買収して以来、「予想を上回る」実績をあげてきたと絶賛した。

 ディズニーは同シリーズの映画の直近2作で大きな興行収入を達成し、日本で来月15日公開の『最後のジェダイ』についてもヒット作になると自信を示している。

 1977年に第1作が公開されたスター・ウォーズは、映画史上最も多くの収入を稼ぎ出し、最も影響力の大きいシリーズとなっている。(c)AFP