【11月6日 AFP】来日中のドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は6日、東京・元赤坂の迎賓館で安倍晋三(Shinzo Abe)首相と首脳会談を行った後そろって記者会見し、北朝鮮に対する「戦略的忍耐の時代は終わった」と述べるとともに、北の核ミサイル計画は「文明化した世界と国際的な平和と安定への脅威」だとの見方を示した。

 一方、安倍首相は、北朝鮮への対応について「すべての選択肢がテーブルの上にあるというトランプ大統領の立場を一貫して支持する」と述べた。また、北朝鮮の拉致問題と核・ミサイル開発計画などの問題解決に向けて日本独自の対北制裁を強化し、新たに35の個人・団体を資産凍結の対象とする方針を明らかにした。(c)AFP