【10月25日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2017-18)は24日、各地で2回戦が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は18歳のアレクサンデル・イサク(Alexander Isak)が活躍をみせ、3部の1.FCマクデブルク(1.FC Magdeburg)に5-0で快勝し、3回戦に進出した。

 今年1月にスウェーデン1部リーグのAIKソルナ(AIK Solna)から推定900万ユーロ(約12億円)でドルトムントに加入したイサクは、カップ戦を休養したエースのピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)の代役として移籍後初の先発出場を果たし、1得点1アシストの輝きを放った。イサクはここまで4試合の途中出場にとどまっていたが、クラブは将来的にオーバメヤンに代わる存在になることを期待している。

 イサクは前半42分、途中出場したゴンサロ・カストロ(Gonzalo Castro)のゴールをお膳立てし、後半2分には追加点を挙げた。そして最後の16分間はドルトムントのゴールラッシュとなった。相手のハンドにより得たPKをアンドリー・ヤルモレンコ(Andriy Yarmolenko)が決めると、マルク・バルトラ(Marc Bartra)が4得点目、終了間際には香川真司(Shinji Kagawa)のゴールで試合を締めくくった。

 公式戦3試合勝利から見放されていたドルトムントは、リーグ戦で2位以下につけていた5ポイント差を浪費してしまったが、それでも勝ち点で並ぶバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を得失点差で上回り、首位に立っている。

 同日シャルケ04(Schalke04)は3-1で3部SVヴェーエン(SV Wehen Wiesbaden)、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)は4-0で4部1.FCシュヴァインフルト05(1. FC Schweinfurt 05)を退け、順当に3回戦に駒を進めている。25日に行われる試合では、リーグ王者バイエルンと2位RBライプツィヒ(RB Leipzig)が激突する。(c)AFP