【10月20日 AFP】皇后さまは20日、83歳の誕生日を迎えられ、宮内記者会の質問への文書回答で「陛下が、ご高齢となられた今、しばらくの安息の日々をお持ちになれるということに計りしれぬ大きな安らぎを覚え」ると記した。

 天皇陛下は昨年夏、年齢と健康問題を理由に在位30年を節目として退位する意向をにじませるおことばを表明。これを受け、約200年ぶりとなる天皇の生前退位を一代に限って可能にする特例法が今年6月、国会で成立した。20日の国内報道によると、政府は天皇陛下の退位日を2019年3月31日とし、翌4月1日に皇太子さまが新天皇に即位する方向で調整に入ったという。(c)AFP