【10月17日 AFP】ベトナムで先週末、体重7100グラムの男児が生まれ、母親がその大きさに仰天する出来事があった。同国でこれまでに誕生した中でも最重量級の赤ちゃんだ。

 この超ビッグベビーは、同国北部ビンフック(Vinh Phuc)省で14日、帝王切開で生まれ、チャン・ティエン・コック(Tran Tien Quoc)ちゃんと名付けられた。

 父親のチャン・バン・クアン(Tran Van Quan)さんは16日、AFPに対し、「わが子が7.1キロあったと医師から告げられたが、皆信じられなかった」と明かした。

 母親のグエン・キム・リエン(Nguyen Kim Lien)さんは医師らから、赤ちゃんの体重は5000グラム前後だろうと聞かされていたが、さらに2000グラムも重いとは思ってもみなかったという。コックちゃんは数日後には母親と共に退院できる見通し。

 ギネス世界記録(Guinness World Records)によると、健康な母親が出産した新生児の世界最重量記録は、1955年イタリア・アベルサ(Aversa)で誕生した1万200グラムの赤ちゃんだったとされる。(c)AFP