【10月2日 AFP】イタリア政府は、北朝鮮のミサイル発射と核実験実施への抗議として、同国が新たに指名した駐イタリア大使を国外退去処分とする方針を表明した。

 アンジェリーノ・アルファノ(Angelino Alfano)外相は、1日付の日刊紙レプブリカ(La Repubblica)に掲載されたインタビューで、「(大使の)信任手続きの中止を決めた。大使は出国しなければならなくなる」と説明。「これまでの方針を変えなければ、孤立は避けられないと北朝鮮に理解させたい」と語った。

 その一方で、アルファノ氏は「対話のチャンネルを維持することは常に有益だ」とし、外交関係を絶つことはしないと強調した。(c)AFP