マレーとチリッチ、けがでロジャーズ杯欠場 ワウリンカに続き
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【8月4日 AFP】男子テニス、世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)と同6位のマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)が、カナダ・モントリオール(Montreal)で来週開催されるロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2017)を欠場することが明らかになった。大会主催者が3日、発表した。
長引く臀部(でんぶ)のけがにより、2年連続での同大会欠場が決まった30歳のマレーは、「カナダでは多くの素晴らしい思い出があるから、モントリオールで行われる今大会を見送る形になったのはつらい」、「できるだけ早く復帰するために、できることはすべてやっている」と声明で述べた。
直近では2015年大会を制するなど、カナダで開催される同大会で3度の優勝経験を誇るマレーは、サム・クエリー(Sam Querrey、米国)に準々決勝でフルセット負けを喫した先月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)以降、実戦から遠ざかっている。
一方、同大会では2008年大会のベスト8が最高成績となっているチリッチは、内転筋のけがを理由にマレーや世界4位のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に続き、欠場することになった。
マレーの欠場を受け、今年の全仏オープンテニス(French Open 2017)覇者で四大大会(グランドスラム)通算15勝のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が大会第1シード、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)とウィンブルドンを制した同19勝のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が第2シードとして今大会に臨む。(c)AFP