【7月27日 AFP】4か月にわたり反政府デモが続くベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は26日、マドゥロ政権の閣僚を含む13人に対する経済制裁を発表した米政府の措置を「無礼」だと強く非難した。デモの死者が105人に上る中、マドゥロ氏の辞任と大統領選の早期実施を求める野党側は2日間の全国ストライキに突入した。

 マドゥロ大統領は、新憲法を制定する「制憲議会」の招集を発表し、構成員545人を選出する選挙を30日に実施する方針を示していたが、独裁につながるとして反発が広がっている。

 ベネズエラの国会で多数派を占める野党や国際社会は、マドゥロ氏への圧力を強めており、米財務省は26日、閣僚や軍幹部などマドゥロ政権の現職・元高官ら13人について、米国内における資産凍結などの経済制裁を発表。マドゥロ氏は30日の選挙実施見合わせを余儀なくされた。

 一連のデモでは26日、同国西部で抗議活動中の男性(30)が銃撃を受け死亡したほか、検察当局によると首都カラカス(Caracas)で起きた衝突で少年(16)が死亡。死者は合わせて105人になった。(c)AFP/Maria Isabel SANCHEZ