【7月18日 AFP】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が、17日に発表された世界ランキングでキャリア初の1000位圏外に陥落した。

 元世界ランク1位のウッズは、最近の2年間で腰の故障に悩まされてほとんどプレーができず、最新の世界ランクで1005位まで後退した。

 キャリア復活を目指すウッズの道のりは、2014年から腰の手術を繰り返して険しいものとなっており、ここ2年間の大会で20位以内に入ったのは一度しかない。

 過去には歴代1位の合計683週間にわたり世界1位の座を維持していたウッズはまた、今年5月に飲酒または薬物を使用した状態で車を運転した疑いで逮捕され、けがの治療が暗雲に覆われてしまった。先月には、投薬治療に対処するため専門家の助けを求めたことを明らかにした。

 メジャー通算14勝を誇る41歳のウッズは、PGAツアーで通算79勝を記録し、サム・スニード(Sam Snead)氏の歴代最多勝利数まであと3勝に迫っている。しかし、2008年の全米オープン選手権(US Open Championship)を最後にメジャータイトルから遠ざかっており、2013年に行われた世界ゴルフ選手権のブリヂストン・インビテーショナル(Bridgestone Invitational 2013)以来、ツアー優勝も果たしていない。(c)AFP