【6月27日 AFP】在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は27日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」がシリア東部で運営する刑務所に米主導の有志連合が空爆を行い、少なくとも57人が死亡したと発表した。

 同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表はAFPの取材に対し、「26日の夜明け頃、マヤディーン(Mayadeen)にあるISの刑務所が空爆を受け、投獄されていた人々42人と過激派の戦闘員15人が死亡した」と語った。

 ユーフラテス渓谷(Euphrates Valley)に位置するマヤディーンは、シリア北東部デリゾール(Deir Ezzor)から南東に45キロほど離れた場所にある。(c)AFP