【6月27日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とインドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は26日、米ホワイトハウス(White House)で初の首脳会談を行った。直後の記者会見では、報道陣の前で何度も抱き合うなど「ブロマンス」(ブラザーとロマンスをかけた造語)と言える親密ぶりをアピールした。

 長年同盟関係にある国の一部とは前途多難なスタートを迎えたトランプ氏だが、モディ首相とは初対面から意気投合したようだ。政治評論家らは、共に自らを非主流と位置付けたことで政権を握ったトランプ氏とモディ氏が、互いに多くの共通点を見いだすだろうと予測していた。2人ともソーシャルメディアを多用している点も共通している。

 会談では移民問題や気候変動をめぐる意見の違いは脇に置かれ、テロとの戦いやアフガニスタン紛争、防衛協力でより緊密な連携を図っていくことで合意。また、経済成長に向けた取り組みが2国間の関係強化につながると表明した。(c)AFP