【6月14日 AFP】バングラデシュ南東部を襲った豪雨とそれに伴う土砂崩れで、死者数は少なくとも134人に達したと、当局が13日発表した。自宅で就寝中に被災した人が多かったという。

 警察は、チッタゴン(Chittagong)丘陵の遠隔地に救急隊が到達するにつれて、死者はさらに増える恐れがあると警戒している。同域は電話が不通となり、輸送手段も断たれて孤立している。

 インドとの国境に近いランガマティ(Rangamati)県の貧しい先住民集落でも、大勢が犠牲になった。これらの集落では、何百もの家屋が土砂に埋まった。(c)AFP