【5月30日 MODE PRESS】今年も華やかに閉幕した仏カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)。レッドカーペットで美を競ったセレブリティたちの決めドレスを振り返ると、意外にもブラックドレスが多く見られた。スーパーモデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)と女優のモニカ・ベルッチ(Monica Bellucci)はちょっぴり悪女風な装い。ナオミはフェザーをあしらった「アトリエ ヴェルサーチ(Atelier Versace)」、モニカはゴージャスな刺繍を施した「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」のドレスを選んだ。

 一方でクラシックな淑女風に着こなしたのは、今回女優賞を受賞したダイアン・クルーガー(Diane Kruger)と、ジュリエット・ビノシュ(Juliette Binoche)。ダイアンはエレガントなオフショルダーの「ジョナサン シムカイ(Jonathan Simkhai)」、ジュリエットはスパンコールを全面にあしらった「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(Giorgio Armani Prive)」のドレスをシックに着こなした。

 そしてナチュラルな着こなしで意表を突いたのは、エヴァ・グリーン(Eva Green)。プレーンなデコルテを見せ、モダンな「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のジャンプスーツでさっそうとポーズをとった。ゴージャスなレッドカーペットの上で赤い口紅だけがアクセサリーというのも、女優らしくて逆にセクシー? (c)MODE PRESS