【5月8日 AFP】16-17NBAは7日、プレーオフのイースタンカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、昨季王者のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は109-102でトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)を下し、4戦全勝のスイープでカンファレンス決勝進出を決めた。

 今プレーオフ8戦無敗のキャバリアーズは、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が35得点、9リバウンド、6アシストと活躍し、食い下がるラプターズを一蹴。ポストシーズンで2年連続の8連勝を記録した初のチームとなった。

 試合序盤に最大11点のリードを許したキャバリアーズは、ベンチから出場したカイル・コーバー(Kyle Korver)が第2クオーターに16得点を記録し、ハーフタイムの時点で61-49とリードを奪うことに成功した。

 しかし、試合時間を6分38秒残して92-93と再び逆転を喫する場面もあったキャバリアーズのティロン・ルー(Tyronn Lue)ヘッドコーチ(HC)は「勝負が決する試合はいつもタフだ。厳しい環境に乗り込み、難しい試合になるとわかっていた」と振り返った。

 もう一方のイースタンカンファレンス準決勝では、ジョン・ウォール(John Wall)が27得点12アシストと躍動したワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)が121-102でボストン・セルティックス(Boston Celtics)に勝利。シリーズの成績を2勝2敗のタイにしている。

 また、ヒューストン(Houston)で行われたウエスタンカンファレンス準決勝の一戦は、ホームのヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)が125-104でサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)を下し、こちらも勝負を振り出しに戻している。(c)AFP