【5月2日 AFP】中国政府は2日、韓国に配備された最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」が運用可能になったと米国が明らかにしたことを受け、THAADの配備の即時中止を求めた。

 中国外務省の耿爽(Geng Shuang)報道官は定例記者会見において、「中国の立場は明確で断固としたものだ。われわれはTHAADの配備に反対し、関係者に配備の即時中止を求める」と語り、「わが国の利益を守るため、断固として必要な手段を取っていく」と述べた。(c)AFP