【4月28日 AFP】ドイツ連邦議会(下院)は27日、イスラム教徒の女性らが顔全体を覆うベールの着用を一部禁止する法案を可決した。対象は勤務中の公務員のみとなっている。

 隣国フランスでは2011年から、公共の場所でのベール着用が全面禁止されている。ドイツの右派政党は同様の措置を要求していたが、部分的な禁止にとどまった。

 トマス・デメジエール(Thomas de Maiziere)内相は、移民の社会的統合には「われわれの価値観を、そして他文化に対する寛容には限界があるということを、明確にした上で伝えていく」必要があると指摘した。

 ドイツでは2015年以降、主にイスラム圏から100万人を超える移民や難民が流入。一部で外国人嫌悪の感情が高まり、右派政党の支持拡大を招いた。(c)AFP