【4月18日 AFP】第121回ボストン・マラソン(2017 Boston Marathon)が17日、米ボストン(Boston)で行われ、大迫傑(Suguru Osako)が2時間10分28秒で3位に入った。

 優勝を飾ったのは残り4マイル(約6キロメートル)から爆発的なスプリント力を発揮したケニアのジェフリー・キルイ(Geoffrey Kirui)で、2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストのゲーレン・ラップ(Galen Rupp、米国)を振り切った。

 手を振りながら笑顔でフィニッシュテープを切った24歳のキルイは2時間9分37秒で走り、必死に追いすがるラップを2時間9分58秒の2位に抑えた。

 しかし、キルイのタイムは2014年の第41回ベルリン・マラソン(41st Berlin Marathon)で同じくケニアのデニス・キメット(Dennis Kimetto)が樹立した2時間2分57秒には遠く及ばなかった。

 一方の女子の部では、レース終盤に決定的な加速を見せたケニアのエドナ・キプラガト(Edna Kiplagat)が初優勝を飾った。

 2011年と2013年の世界陸上(IAAF World Championships in Athletics)女王は、残り約8マイル(約12キロメートル)で後続を引き離し、2時間21分52秒でフィニッシュした。

 ケニア出身で現在はバーレン代表のローズ・チェリモ(Rose Chelimo)が2時間22分51秒で2位、米国のジョーダン・ハセイ(Jordan Hasay)が2時間23分00秒で3位に入っている。(c)AFP