【4月12日 AFP】サッカーアルジェリア1部リーグのMCアルジェ(MC Alger)に所属し、アルジェリア代表に選出された経験も持つGKファウジ・シャウシ(Faouzi Chaouchi)被告が、警察官に対する暴行の罪で執行猶予付きの禁錮6か月の判決を受けた。国内メディアが報じた。

 32歳のシャウシには、2月7日の試合で、選手を調べていた警察官を「攻撃」した疑いがかかっていたが、国内テレビ局によると、アルジェ(Algiers)の裁判所が禁錮刑と罰金5万ディナール(約5万円)を科した。

 シャウシは暴行を否定しており、スタジアムに入る際の身体検査を拒否したときに警察官を「押した」だけだと話している。

 シャウシは2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)出場をかけたエジプトとのプレーオフで、チームを救うプレーを見せて代表を本大会へ導き、国の英雄になったが、その後は素行の問題でアルジェリアサッカー連盟(FAF)から何度も処分されていた。(c)AFP