【4月5日 AFP】16-17スペイン1部リーグは4日、第30節の試合が行われ、好調を維持するアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は、フィリペ・ルイス・カスミルスキ(Filipe Luis Kasmirski)のゴールでレアル・ソシエダ(Real Sociedad)に1-0で勝利し、首位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差を7とした。

 2-0で勝利した前節のマラガ(Malaga CF)戦で今季初ゴールを挙げたルイスは、前半28分に見事な流れの中からこの試合唯一の得点を記録し、キャリア初の2試合連続得点をマークした。

 その後はフェルナンド・トーレス(Fernando Torres)、ヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)、アンヘル・コレア(Angel Correa)がことごとくチャンスを逃して追加点こそ奪うことはできなかったが、アトレティコは3位の座を争うセビージャFC(Sevilla FC)との勝ち点差を3としている。

 現時点でレアルはアトレティコより消化試合が二つ少ないが、両者は9日に直接対決を控えている。

 レアルと2位FCバルセロナ(FC Barcelona)は、5日にそれぞれCDレガネス(CD Leganes)、セビージャと対戦を控えている。

 マドリードダービーでアトレティコは、リーグ戦5連勝の勢いのままサンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)に乗り込む。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、「相手がボールを支配した最初の15分間以外は自分たちのテンポで試合を進め、ハイプレスがよくかかり、チャンスを作り出した。とても重要な勝利だ」とコメントしてる。(c)AFP