【3月22日 AFP】男子テニスのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)が21日、6月にウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)の前哨戦として行われるエイゴン選手権(AEGON Championships 2017)の出場を表明し、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)に敗れた前回大会決勝の雪辱を誓った。

 26歳のラオニッチは昨年、クイーンズクラブ(Queen's Club)で開催されたエイゴン選手権とウィンブルドンで決勝に進出したが、そのいずれの舞台でもマレーに苦杯をなめた。

 世界ランキング5位のラオニッチの参戦は、マレー、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)覇者のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)、2014年大会王者のグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)らトップ選手に次ぐものとなった。

 ラオニッチは、大会のウェブサイト上で「去年は決勝に進出したし、今回はさらに良い結果を本当に出したい。100年以上の歴史を誇る素晴らしい大会であり、昨年優勝目前まで行けたのは、非常に特別な経験となった」と語った。

「同時に決勝はアンディがプレーしたというだけでなく、私の手から逃げていったものでもある。だから今年はリベンジを狙いたい」

「それに芝で絶好調になるにはいい手段だと思う。アンディと僕は、クイーンズの3週間後に行われたウィンブルドンの決勝に進んだからね」 (c)AFP