【3月11日 AFP】米海洋大気局(NOAA)は10日、大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度が2016年に観測史上最高を記録し、今年1~2月にも上昇を続けているとの報告書を発表した。

 大多数の気候科学者はCO2などの温室効果ガスの増加が気候変動を引き起こしていると主張しているが、米環境保護局(EPA)の新長官に就任したスコット・プルイット(Scott Pruitt)氏は、CO2は地球温暖化の主な原因ではないとし、多くの科学者らの考えを否定する見方を示している。(c)AFP