【3月7日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は6日、イスラム圏6か国出身者の入国を禁止する大統領令に署名した。前回の入国禁止令を修正する内容で、イラク出身者と、永住権や有効なビザ(査証)を持つ人は対象外とされている。

 ホワイトハウス(White House)によると、署名は同日朝に非公開で行われた。新大統領令は今月16日に発効し、シリア、イラン、リビア、ソマリア、イエメン、スーダンの6か国出身者に対するビザ新規発給を停止する他、全難民の受け入れを120日間にわたり凍結する。

 イスラム圏7か国を対象とした1月の入国禁止令は大きな論争を引き起こし、連邦裁判所によって差し止めが命じられていた。米当局は当初の禁止令の下で6万件のビザを無効化し、米国各地の空港で数百人を拘束したとされる。(c)AFP