【3月3日 AFP】写真・動画共有アプリ「スナップチャット(Snapchat)」を運営する米スナップ(Snap)が2日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。市場の関心の高さを映し、初日の終値は公開価格の17ドル(約1900円)を44%上回る24.48ドル(約2800円)と好調な滑り出しをみせた。

 今回の新規株式公開(IPO)によるスナップの調達額は34億ドル(約3900億円)と、米IT企業としては2012年のフェイスブック(Facebook)以来の高い水準となった。

 公開価格で換算したスナップの時価総額は240億ドル(約2兆7000億円)。終値ベースでは280億ドル(約3兆2000億円)に膨らみ、2013年に上場したライバルのツイッター(Twitter)の2倍以上を記録した。

 スナップチャットは写真や動画が一定時間後に消えるのが特徴で、若者を中心に人気がある。(c)AFP/Rob Lever