【1月2日 AFP】(更新、写真追加)イラクの首都バグダッド(Baghdad)で1日、自動車を使った自爆攻撃が発生し、少なくとも32人が死亡、数十人が負傷した。警察と医療関係者らが明らかにした。

 警察幹部によれば、過去3日間で2度目となるバグダッド市内での大規模な爆発により、少なくとも32人が死亡し、61人が負傷したという。

 爆発については、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」がIS系通信社アマック(Amaq)を通じて犯行声明を出し、「殉教作戦」により40人前後を死亡させたと主張している。

 現場は同市北東部に位置し、イスラム教シーア派(Shiite)が多数を占めるサドルシティー(Sadr City)地区。犠牲者の多くは、仕事を求めて街の交差点に集まっていた日雇い労働者らだったという。(c)AFP