【12月30日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は30日、米国から大統領選への介入を非難されて厳しい制裁を科されたことへの報復措置として、ロシア外務省がウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対し、同国の米外交官ら35人を国外退去処分にするよう要請したことを明らかにした。

 ラブロフ外相はテレビ放映されたコメントの中で、「ロシア外務省はロシア大統領に対し、モスクワ(Moscow)の米大使館の職員31人とサンクトペテルブルク(St. Petersburg)の米総領事館の外交官4人をペルソナノングラータ(好ましくない人物)として宣言することを承認するよう要請した」と述べた。(c)AFP