【12月26日 AFP】重度の心臓発作を起こして救急搬送された米女優のキャリー・フィッシャー(Carrie Fisher)さん(60)の容体がやや改善したもようだ。母親で同じく女優のデビー・レイノルズ(Debbie Reynolds)さんが25日、ツイッターへの投稿で「容体は安定している」と明らかにした。

 人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ(Star Wars)」でレイア姫(Princess Leia)を演じたフィッシャーさんは23日、英ロンドン(London)から米ロサンゼルス(Los Angeles)に向かっていた機内で着陸の15分ほど前に心臓発作を起こして心停止となり、乗り合わせていた救急隊員によって心肺蘇生法(CPR)の救命措置を受けた。

 フィッシャーさんの弟は同日夜、フィッシャーさんが人工呼吸器をつけた状態でUCLAメディカルセンター(UCLA Medical Center)の緊急救命室から集中治療室に移されたと語っていた。

 しかし、母親のレイノルズさんはツイッターに「キャリーの容体は安定しています。変化があれば、皆さんにお知らせます」「ファン、友人皆様のお祈りとご厚意に感謝しています」と書き込んだ。

 レイノルズさんのメッセージからはフィッシャーさんの容体が幾分改善したことがうかがえるものの、UCLAメディカルセンターは最新の容体を明らかにしていない。(c)AFP