【12月25日 AFP】イタリアのリゾート地チェルビナイア(Cervinia)のスキー場で24日、強風で停止したリフトにスキー客130人が一時取り残されたが、約8時間後に全員救助された。当局が明らかにした。

 バッレダオスタ(Aosta Valley)自治州の救助隊によれば、スキー客らがリフトに取り残されたのはグリニッジ標準時(GMT)24日午後2時30分(日本時間同日午後11時30分)。25日の午前0時(日本時間同日午前8時)前には全員無事に救出されたという。

 救助隊の説明では、幸いなことに風がそれほど冷たくなかったために低体温症にかかっているスキー客はいない。

 ゲレンデでは当時、最大風速40メートルの風が吹いており、スキー場がある山のインフラに被害が出ていたという。(c)AFP