【12月19日 AFP】イエメン南部アデン(Aden)で18日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」による自爆攻撃が起き、地元保健当局によると兵士少なくとも48人が死亡、84人が負傷した。同市では、新兵を狙った同様の攻撃が頻発している。

 軍当局と医療関係者によると、自爆攻撃が起きたのはアデン北東部のアルサウラバン(Al-Sawlaban)基地付近で、給与を受け取るため特殊部隊トップの自宅前に集まった兵士たちが標的となった。ISは犯行声明で、「殉教志望者」が検問所を通り抜け自爆したと主張している。

 アデンでは今月10日にも、アルサウラバンの兵営で同様の自爆攻撃が発生し、兵士48人が死亡、29人が負傷。ISが犯行声明を出していた。

 イエメンでは、政府と首都サヌア(Sanaa)を掌握する反政府武装勢力フーシ派(Huthis)との間で続く内戦の混乱に乗じ、ISとそのライバル関係にある国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が南部で勢力を拡大させている。(c)AFP/Saleh Al-Obeidi